生保業界流通網の変化 リムラの調べでは独立エージェント、ブローカー、ジェネラル・エージェント、ストック・ブローカーによる生命保険販売シェアが、キャリア・エージェント(生命保険会社一社専属のエージェント)のシェア超えたことを伝えている。 1997年の生命保険引受保険料の50%が独立エージェントによるものであり、専属エージェントのシェアは47%であった。 現在までのところエージェント(独立エージェント、専属エージェント含)による販売が97%を占めているが、将来に於いては他の流通チャネル(例えば、銀行、インターネット)による販売が増加するという予測をする専門家も現れている。 リムラの調査は、業界の保険料総額の98%を占める生命保険会社300社の統計を基にしている。 長期所得補償保険に対するベイビーブーム世代の見方 USバンコープ社によるベイビーブーム世代を対象とした最近の統計調査によると: ◎ 長期疾病対策として長期所得補償保険を購入する予定である、と答えたのは同世代の20%に過ぎないことが明らかになった ◎ ベイビーブーム世代の43%が長期疾病のために何らかの補償が必要であることを認識してはいるが、 70%が補償の為の資金(保険料)を支払う余裕がないと答えている ◎ 40%が定年退職後の生活資金が十分ではないと答えている; その内の約半分が60才から69才までの間に退職すると答えているが、楽な老後はあまり期待しておらず、退職後も他の仕事やボランティアに従事するか、又は再び学校に入学することを予定している。 小規模企業の伸長 「全米小規模企業連合/アーサーアンダーセン社」 の最近の統計調査によると、全米の小規模企業は確実に増大している。 米国で小規模企業とは: 総売上げ高100万ドル(1億3千万円)以下で ローンが22万5千ドル(2千9百25万円)以下の会社を言う 統計結果から幾つか項目を取り上げてみる: ・小規模企業(農業関連の事業は除く)数は現在2千2百万社 ・米国全体の売上高総額の47%を占める ・統計調査の回答者の44%がインターネットを使用している ・ホームページを持っている会社の87%が、ネット使用の目的としてマーケティングを挙げている 56%がネット上で実際の売買を行なっている ・回答者の85%は、 税金を彼等の抱える重要問題の3点の内の一つに挙げている ちなみに、1994年の小規模企業数は、1千650万社で、1995年には350万社増加し、 2千万社となっていた。 保険エージェントに関する統計結果 「アラゴン・コンサルティング・グループ」 によって行われた保険エージェントに関する全国調査で、大部分の消費者が保険エージェントは正直で信頼できると信じていることが明らかになった。 統計で、消費者は、保険エージェントを1(非常に不正直である)から7(完全に正直である)の段階評価を行なった。 保険エージェントには独立及び専属の両方を含む。 結果、回答者の68%が、保険エージェントは、レベル5以上の評価を与えている。 内訳としては、 32%が最高レベル7、24.1%がレベル6、11.5%がレベル5であった。 以上 (1998年5月)
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